愛しの安価な中華麺。

 

安っぽい中華麺が食べたい夜がある。

たとえば高倉健主演の「幸せの黄色いハンカチ」を観た次の次の次の日とか。

 

 

 

幸楽苑のラーメンは、写真バシャバシャ撮るほどの感動は無いけど不味くは無くて、ふつうに美味しい。

例えれば、ちょっとご機嫌斜めの妻に旦那がご機嫌とりで「かあさん今日の夕飯も美味しいね」って言うくらいの身近な美味しさだと思う。分かりづらいか。

優しそうな店員さんが運んでくれた餃子とラーメン。

見たことある茶色いあったかスープにメンマやチャーシューなどの必要最低限の具材が入っていて、この上なくシンプルで、食べると何かほっとする。なにより荒んだ月末の財布に優しい値段なのが最高。

お腹いっぱい。

来てよかった。