ぐるぐるる人生

安定、安心、安全ってそんなにいいものだろうか。もしも突然目の前に神さまが現れて、明日からは毎日、仕事に忙殺される安定した日々がぐるぐると続きますよって言われたら、私はその場で舌を噛み切って死にたい。

午後3時、日本の2本の映画と海外の名作を読んだ後、苦いコーヒーを飲んで神経が高ぶっっているのでそんな過激なことを考えてる。私にとってカフェインはお酒に近しい麻薬だ。

 

保育園の頃、平均台に乗るのにハマったことがあった。バランス感覚がないからすぐに落ちてしまったけど何度もなんどもチャレンジしていた。

仲が良かったタカちゃんが仮面ライダーの真似をして、平均台から保育園の窓にダイブしてガラスを割り救急車で運ばれたせいで、そのあと保育園からは平均台が撤去され、あまり乗らなくなったけど。(タカちゃんはそのあと救急車に乗ったことをみんなに自慢していた。)

細い線の上を歩くスリル。あれってどうしてあんなにドキドキするんだろう。

子供の頃は近くにある塀という塀、垣根という垣根の上、防火水槽の縁さえも歩いていた。

 

そういえばどらえもんの話で、細い塀の上を歩けないのび太に向かってどらえもんが「怖いと思うからいけないんだ」って言って、塀の水平方向に畳の床が広がっているように見える秘密道具を貸している話があった気がする。あれ何の話だったけ。もうその名前は忘れてしまったけど、怖がる女友達の手を引いて無理やり一緒に歩かせて、わかったように「怖いなら床の上の線を歩いてると思えばいいんだよ」なんてアドバイスしていたのは覚えている。

 

ぐらぐらしてる方が、楽しいんじゃないかな。そう思いませんか。

まとまんないけどここまで。