大掃除もひと段落した夕方に母がドリカムの曲を聴いて泣いていた。
それは結婚式の二次会で姉が旦那さんに向けて歌っていた曲だった。
昨日お父さんがね、車の運転しながらあの曲聞いたらなんか泣けてきちゃったんだよな、なんて言うから聞いてみたんだけどこんな歌詞だったのね。この曲をあの子があんなに楽しそうに歌ってたんだなって思うと泣けてきちゃって。
母がそんな言うから私も泣いてしまった。
やっぱりそうだ、貴方だったんだ
嬉しい!楽しい!大好き!
そんな事を言いそうなのはやっぱり姉で、やっぱり泣けてきてしまうのだった。
幸せな姉を思って泣くなんて、
ヘンな大晦日イブ。
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今年の大晦日は3人きり。
兄は修行、姉は結婚。
(あ、いけない。犬のだいちゃんもいるから、正確には3人+1匹っきりだ! )
こんなちっぽけな家族で正月を迎えなきゃいけないなんて、私は正直とても寂しい。
でも、色々な事は変わっていって、会えなかったりする人も増えていって、それでも遠くの相手の幸せを願えたならば、それはとても素敵な事で。
嬉しい楽しい大好き!って、姉がずっと笑顔で居られるなら、会えない寂しさも少しは薄れるのかななんて、そんな事を言えたら良いけど、私はまだそんなオトナにはなれなくて、会いたい寂しい帰ってきてってついつい言ってしまうのでした。
私も、探している幸せに巡り会いたいな。
来年こそは、どうか。
なむなむ。